代表的な生活習慣病である「糖尿病」は、通常食事療法と運動療法を生活に取り入れる事で病気の改善をはかります。(さらに重症であればインスリン療法なども行いますが)

この糖尿病食、目的は血糖値を下げる事なので、低カロリーで栄養バランスが取れている。さらにボリュームもそこそこあり、ダイエットには持って来いの食事療法なのです。

糖尿病食は、大まかにいうと1日の摂取カロリーを1200~1800kcalに設定していることが多いものです(30代主婦の1日摂取カロリー、約2000kcal程)。もちろんその人の体重や年齢、病気の状態にもよりますが。

カロリー計算は難しいものです。ですが、それを簡単に出来るようにしたのが「80kcal」です。

80kcalを「1単位」とし、分かり易くしているのです。なぜ100kcalなどキリの良い数字ではなく「80」という中途半端な数字が1単位なのかと疑問に思う方は多いかと思います。

それは「80kcal」という数字には、日本人が1食で食べる食品ごとの量に相当している事が多く、使い易く、覚えやすい数字だからなのです。

例えば、卵1個、魚なら1切れ、豆腐なら1/3丁、牛乳ならコップ1/2杯などが、ちょうどこの「80kcal」に該当します。

例えば、1日の摂取エネルギーを1600kcalに設定するのであれば、1600kcal÷80kcal=20単位の食事を1日で取るようにします。「食品交換表」と言う「80kcal」を知る為の、カロリー早見表の様なものがあります。これ一つでカロリー計算がしやすく、身近なものになるはずです。

20単位をバランス良く取る為の決まりとなっているのが「群」で分けてある食物の種類です。1600kcal、20単位を「群」毎に分けてみます。

第1群…3単位以上 牛乳(乳製品)2単位・卵1単位
第2群…3単位以上 魚介類、肉2単位・豆、豆製品1単位
第3群…3単位以上 野菜1単位・芋1単位・果物1単位
第4群…11単位  穀物類8単位・砂糖1単位・油脂2単位

これで、合計20単位です。慣れるまで多少時間がかかるかも知れませんが、知ってしまえば健康にも、ダイエットにも役に立つことばかりです。初めは1600kcal位がやり易く、無理が出ない目安だと思います。食材とカロリーを理解するのには、この単位を知る事が何よりの近道です。きっちり計算しなくても、1日の目安が分かる様になるので、1度知る機会を持ってみて下さい。ダイエットの強い味方になってくれる事間違い無です。