主人は年と共に体重も増加し、立派な「軽肥満」体型です。毎日の晩酌と、スナック菓子が好物で、ダイエットを勧めても今まで話を聞いてもくれませんでした。そんな主人が「ダイエットするからジムに通いたい」と言い始めたのです。

今まで散々言ってきたのにやる気を出さなかった主人が「ダイエットをする」と言い出すなんて!信じられない思いで理由を聞いてみると、同じ職場に超肥満体型の方が入社してきて、一日中なにかを食べてる姿を見て自分に重なる部分があったそうです。そして「太ってる事を恥ずかしいと思えないのは駄目だな」と、痛感したのが始まりだった様です。

ジムには週に3回、水泳・エアロバイク・ランニングマシンと、有酸素運動を中心に行っていたそうです。主人は、初めは体のむくみも酷く、慢性化していた為、ふくらはぎやお腹・背中周りまで脂肪がとても固くマッサージするのも一苦労でしたが、3か月もすると体を動かしたことで血行が良くなり、筋肉も肉質も柔らかくなり始めました。そうなってからは体重減少に拍車がかかり、やる気も出てきた様でした。

毎日、風呂上りの体重測定の結果が楽しみになり、私に「1週間前より1kg減った!」と報告できるのも喜びだった様です。大好きだった食後のスナック菓子を、チーズやスルメを少量、酒のつまみとして食べている事もありましたが、カロリー表示を見ながら自分で気にするようになった事で食欲にストップをかけている様でした。

又、超肥満体系の同僚を反面教師として毎日見ることで、日中も食欲をコントロール出来る様になり、運動することの辛さも気にならなくなった様です。

結果的に半年で8kgもの減量が出来ました。

ダイエットは自己管理能力が重要であり、肥満となると体型を通して自己管理能力が低い事を世間に公然と見せる事になってしまいます。男性は特に、このような自分の評価にマイナスの印象を与えかねない事に関して敏感になるのかもしれません。そのことに対し「羞恥心」を持ったのが主人のダイエット成功の鍵でした。

自分のファッションなど、見た目がとても気になる、少し「ナルシスト気味」な主人の性格からしてみれば誰かを通して自分を見ることが出来た事も良かったのです。

LサイズのTシャツでピチピチしていたのが、ダイエットをしたことで余裕が出て、洋服を選ぶ楽しさも増したようで、休日には私以上に時間をかけて、念入りにファッションチェックをしてから出掛けます。私から見れば前の服と何が違うのか分からない事が多いのですが、健康の為にもダイエットは続けてほしいので、我慢して主人のファッションチェックにも付き合っています。

どこにダイエットを始めるきっかけが転がっているか分からないものです!