リバウンドを経験している方は多いかと思います。リバウンドの時期は停滞期と重なる事が多いのではないでしょうか?なぜ停滞期があり、リバウンドが起こるのか?

リバウンドは、徐々に体重が落ちて行った時には起こりにくいものです。逆に、起こりやすいのは急激に体重が減った時です。

私たちの体にはホメオスタシスと言う機能が備わっています。ホメオスタシスとは生体の内部や外部の環境が変化しても、その生体の状態が一定に保たれるという生物の性質や状態のことで、漢字にすると「生体恒常性維持機能」と書きます。急激に脂肪が減っていくと、大切なエネルギー源の脂肪を守ろうとして、脂肪を増やす様に体が働くのです。

この働きがある為に、ダイエットをすると初めは順調に体重が減っていっても、途中で減り方が緩やかになります。そして、今まで通り食事制限をしても、運動をしても体重が減りにくくなる停滞期が訪れるのです。

この停滞期。どうやってやり過ごせば良いのでしょうか?

たとえ、ホメオスタシスがダイエットの邪魔になっていたとしても、順応してしまうまでダイエットを続ける事が出来れば、体はそれが普通の状態だと認識できるようになり、又、体脂肪が減って行く様になります。

ここで無理に食事制限し、体重を1kg減らせたとしても、運動を怠ってしまうと筋肉まで落ちてしまいます。その割合は、体脂肪が「3」に対して筋肉が「1」位だと言われています。(個人差はあります)

もしこの段階でダイエットを挫折してしまうと恐ろしい反動がくるのです。それが「リバウンド」。

食事を元に戻した事で、体重が1kg増えたとすると増えたのは体脂肪のみで、筋肉は増えていません。この結果、体脂肪の割合が増えるわけで、ダイエットに取り組んでは失敗する事を繰り返してしまうと、どんどん体脂肪のみが増えて行く事になってしまうのです。

筋肉はエネルギーを非常に多く使う所で、基礎代謝のうち筋肉は35~38%も使っていると言われています。基礎代謝のみを考えても筋肉が少なくなると、使われるエネルギー量が減って行く事が分かると思います。逆を言えば、筋肉量が多いと普通の動きをしているだけでも使われるエネルギー量が多くなると言う事です。

ダイエットに運動は欠かせないもので、体に負担のないダイエット法ならば停滞期と促進期を繰り返しながら、段階的に体重は落ちていきます。体脂肪が一気に落ちやすいようなダイエット程停滞期は早く来ます。

焦らず、根気よく自分の体のリズムをつかみ取り、停滞期を乗り切って行きましょう。