「痩せれば見た目が変わり、周りからの反応が違う事もわかってる。太っている事で悔しい思いも、悲しい思いも沢山しているのになんでもっと頑張れない!自分!?って思うんだ。太っていると適当に扱われたり、色々な面で不利だなと感じることが多いの。そんな風に思うのに頑張れない自分が本当に情けない。」

私は元栄養士の仕事をしていました。
上記は食事に関してのダイエットの相談があると、友人が家に来た時の言葉です。

中学生の頃からの付き合いで、10代の頃は55~60kg位だったのに、もう20年以上の友人である彼女は2人の子供の出産と育児を経て体重は、身長157cm体重76kgまで増えていました。

友人のご主人は結婚当時からの体型と体重の変化に比例するように素っ気なくなり、一緒に出掛けるのを嫌がる様な素振りをするのだと傷ついていました。さらに、産休復帰した職場では「又太ったね」とか「貫禄がついたよ」と、かからかわれるのがとてもストレスになっている様です。

「今度こそは本気なの!」と決意新たに私の所に訪ねて来てくれたのです。

ダイエットは食事療法と運動を並行して行う事が常です。食事に関して言えば、友人の太った原因は明らかに食後のチョコレートと甘いコーヒー、それと夕食の時間でした。

食後のチョコレートと甘いコーヒーは友人の大切なストレス発散方法のようで、「何度も止めようと思ったけれど、止めるにやめられないの」と「どうしたら良い?」という顔をしています。

彼女のように間食が習慣化してしまっている方は多いのではないでしょうか?喫煙と同じように、習慣化してしまったことを止めることはとても難しいものです。このような場合は、いきなり間食を止めてしまうより、間食の仕方を変える事から始めると良いと思います。理由は、間食を止めると言う事は「チョコレートを食べられない」事と「習慣を止める事」2つの事を我慢することになってしまうからです。なので、まずは1つずつ。

チョコレートを板チョコ1つ分(約400カロリー=ご飯、茶碗大盛り2杯分くらいです)、毎食後に食べていたそうなので、これを1日で板チョコ1枚、コーヒーはブラックまたは低脂肪牛乳を少し入れたカフェオレにすることから始めました。チョコレートは朝食後に少し多めに半分。昼食、夕食後に残りを(夕食後のチョコレートは出来るだけ少なめに、そして早めに)。甘いものを少しでも食べられるのでストレスが軽減され、続けられたと後々話してくれました。

そして夕食の時間ですが、子供達は19時には夕食を取るけれど、友人はご主人の帰宅時間に合わせて22時以降に食べていたそうです。そして24時ごろ就寝と言うのが1日の流れでした。ご主人にご飯を1人で食べてもらう事にしてもらい、子供たちと一緒に夕飯は済ませてもらいます。

ダイエットをするならば、夕飯の理想の時間は就寝3~4時間前です。

そしてご飯はしっかりと食べる事。朝と昼は特に食物繊維を多く取ること。それと夕方に子供との散歩を30分以上する事。以上の事を約束し、1か月後に体重測定することにしました。初めの1か月、これだけでも3kg痩せたのです。これは友人にとって自信となりました。

徐々にチョコレートを減らし、3か月で間食は卒業。次に食事を和食メニューを多くしていきました。食事の量は減らしません。コーヒーは止めなくてOKです!コーヒーのカフェインが交感神経を高める事で、体を活性化し、代謝を促進してくれます(朝、飲む事をオススメします)。

停滞期に入ると多少苦労しましたが根気よく行い、運動を有酸素から筋力アップの為に、無酸素運動に変えて続けます。

本当に頑張った!1年経つ頃には-13kg!76kgもあった頃の写真と比べると別人です。私から言えば、「元の友人に戻った」ですが。ご主人も職場の人たちも努力を認めてくれていて、「毎日が前向きに過ごせるようになったよ!」と、とても喜んでいたした。

多少リバウンドした時期もありましたが、太る怖さと痩せる喜びを知った彼女は今でも体重をキープしています。女の意地ってスゴイ!ですね。